洗車の撥水（はっすい）ってなに？効果を試して！
最近は洗車機を利用する際に目にする【撥水】
少し前までガソリンスタンドで
働いていましたが…
「撥水って何？」
「ワックスと同じようなものでしょ？」
「ワックスと何が違うの？」
こういう質問がお客様から多かったのです。
なので今まで撥水を
未経験だったのであれば
次回の洗車から撥水を
利用してもらうために
撥水の効果や持続性、
他の洗車コースとの違いを
簡単にわかりやすく解説致します。
撥水とは？効果や持続性
撥水の効果
ボディ表面やフロントガラスなどを
水が転がり落ちるような作用で、
水が弾くと表現することが多いです。
この撥水加工を行うことにより、
ボディに水がついても
弾いてくれるので濡れにくくなります。
撥水の持続性
撥水の持続性はどの撥水剤を使用したか
で変わってきます。
主にこちらの３つになります。
撥水洗車
撥水洗車の場合は、
水滴が残った状態で撥水をしているので
基本的にはどこの洗車機で使用しても
持続性は２週間程でしょう。
撥水ワイパー
撥水ワイパーとは、ワイパーゴム
そのものに撥水効果があるものですが、
持続性に大きく幅があるのには
原因があります。
原因１
まずゴムだけを撥水があるものに
交換をした場合は元のワイパーブレードが
古くなっていて、
ワイパーを動かしたときに
通常の動作ではない状態で
使用し続けると
撥水の効果が短くなります。
原因２
フロントガラスが汚れていたり、
ホコリなどが多い状態で使用し続けると
ゴムが傷つき、
撥水の効果が短くなります。
原因３
季節や天候,地域でも変わり、
ワイパーの使用頻度が多いと１ヶ月も
効果がもたない場合もあります。
ガラコ
撥水をするためだけであれば持続性と
価格では圧倒的にコスパが良いですね。
「ガラコ」や「フクピカ」,「９９工房」
でおなじみのカー用品メーカー,
(株)ソフト９９コーポレーションさんの
商品を取り扱っている店舗も多いので、
お買い物のついでに
購入できるのも良い点ですね。
さらに、現在１番人気の
「G’ZOXガラスコート４５」
雨の日に４５km/h以上で走行すれば、
ワイパーを作動しなくても
フロントガラスに降り注ぐ雨を
撥水効果で弾き飛ばし、
運転中の視界が確保しやすいです。
こちらはプロ仕様ですが
施工方法は「ガラコ」と同様なので
とても簡単です。
さまざまな用途に応じて対応できる商品が
揃っていますので是非お試しください！
撥水剤によってギラつきがある！？
「撥水をしたらフロントガラスが
ギラギラして視界が悪くなった」
など、経験をしたり,聞いたことある
という方もいらっしゃると
思います。
が、それは撥水剤の種類や
フロントガラスの状態が悪いので
ギラつきが出てきやすくなっている
ことがあります。
原因１
撥水には、フッ素系とシリコン系があり、
シリコンが含まれている主成分が油の
撥水剤は劣化が早く、
ギラつきやすいです。
できるだけシリコンの含まれていない
撥水剤を使用してください。
ちなみにフッ素系は、
先程も紹介した「ガラコ」です。
原因２
ガラスが汚れている状態で
撥水剤を使用すると
ギラつく原因になります。
撥水とワックスの違い
撥水もワックスとほぼ同じ成分なのですが
何が違うのかというと
成分の粒の大きさが違います。
撥水の成分の粒は小さいのに比べ、
ワックスの成分の粒は大きいです。
撥水の成分は小さいため
塗装面の細かいキズの中にも入るので
効果が高いです。
ワックスの成分は大きいため
塗装面にただ付いているだけなので
効果が低いです。
撥水と防水の違い
撥水は上記の解説があるように、
表面に成分を付着させて水を弾きます。
防水は繊維の隙間、
生地の目を潰してしまうことで水を通さない。
ということで車の撥水には防水は
あまり関係はないですね（笑）
最後のまとめ
ここまで撥水関連の内容を中心に
書いてきましたが…
【とにかく撥水が未経験の人は
１度試してみてください！】
撥水が好きで何十年も撥水を
使ってきているという人も
多いみたいなので、
お車のお手入れのためにも
まずは水を弾く！を体感しましょう。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました！
